実践エピソード 145 〜経営者の自由となる時間を作る3ステップ〜
先日、妻が美容室に行ったときの話です。
その美容院は半年ほど前にオープンしたばかりのお店で妻が利用するのは、これで2回目でした。
その前に利用したのが5月ですから、ちょうど、2ヶ月ぶりにお店に行ったのですが、そのお店の店長さんの様子が前回行った時とは少し違う感じがしたそうなんです。
以前は、美容師ですから、お洒落で素敵な店長さんという感じだったのですが
2カ月ぶりに訪れたときには、髪のカラーも少し取れかかってるし眼の下にも薄っすらとクマがあったりと以前とは、別人のような感じで、ボロッときていたようなんですね。
そこで、どうしたのかなと思い妻が質問してみたところ…
もう忙しくて、大変で。。。から始まり怒涛のごとく、話し始められたのです。
毎日毎日、目の前にある仕事をこなして
1日中そうやって忙しく働いて
やっとの思いでお店を閉めて
夜遅くに家に帰ってビールを飲んで…
「さあ、明日こそ溜まっていることを色々やろう。
頑張るぞ〜」って思って寝るのですが
次の日、お店に行くと
やっぱり、目の前に膨大な仕事の山が積み上がり
それをこなしていくだけで1日が終わる。。。
色々とやりたいことがいっぱいあるのに
とにかく時間がたつのが早い！
時間がない！！
そういう話をされたとのことでした。
経営者が自分の自由となる時間を持てないことに
ストレスを感じ、
そういう状態から逃げ出したいと思いながらも
現状を変えることができずに
毎日を、ただただ仕事をこなすことだけで終えてしまう。
こういうことって、実は多くの経営者が
抱えている問題なんですね。
コーチングの中でも、この手のテーマを
扱う機会は非常に多いのです。
こういう悩みを抱えている方へ
私は以下のような対処法をお伝えしています。
手順は以下の通りです。
（１Step）自分の時間が無くなってしまった原因が何かを突き止めます。
（２Step）原因が自分以外にあったというケースをピックアップします。
例えば、メーカーや仕入れ先の営業マンなどが、ちょっと近くまで寄ったもので…とか、店長の声が聞きたくなって…とか何とか言って訪問や電話をしてくるケースです。
そういう営業マンへの対応って、
けっこう時間が掛るものなんですよね。
ピーク時間が終わり、アイドルタイムとなり、
自分の自由となる時間ができたと思っていたら
そういう第三者からのアプローチによって
どんどん自分の時間が食いつぶされていく。。。
自分の自由となる時間を作るためには、
そういう状況になる原因を全て排除しなければなりません。
ですので、手順の3つ目は…
（３Step ）お店での自分へのアポイント可能日時を関係者全員に事前に伝えておき、指定日時以外の訪問や電話を制限してしまうということになります。
結果、第三者による自由時間の浸食は大幅に減少することになり、自分の自由時間を作り出す事ができるようになるのです。
自分の自由となる時間を作り出すうえで御参考にして頂ければと思います。
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１ヶ月に２〜３回、
『考えを深める』『計画を練る』『アイデアを広げる』ことを行うための時間を
より効果的に作り出すヒントはこちらにあります。
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