Episode 19

実践エピソード19
〜ある学習塾の話・その1〜

コーチング★商店主専門コーチング


中学3年生の生徒は、高校受験が終わった後、
生徒が高校に進学してからも、継続して
その塾で学び続けるかどうかということの保障はありません。

特に、大学受験の意思が不明確である生徒にとって、
高校1年の段階から塾に通うということは
あまり多くはないようです。

ところが、中3生の80%が
高校入試が終わったあと、1ヵ月も経たないうちから、
高校に行っても、その塾で学びたいという気持ちになる
学習塾があるのです。


規模的にも大きいわけでもなく
歴史的もまだ浅い、個人経営の塾です。


さらに塾長は、まだ20代の青年です。


開業1年足らずで数十人の生徒を抱えるまでに
順調に成長してきているのですが、
当然、彼も、この時期、
塾生が減ってしまうことを危惧し、
日々、悩み続けていました。


そうした中、私のところにご連絡をいただき
そのことをテーマとして
セッションを進めていくことになったのです。

とにかく、始めは、対象の生徒に対しての
延命策をいろいろと考えて、
イベントや、無料の学習相談会などの
企画を練ろうとしていたのですが、

なかなか、これといった良い企画が思い当たらなかったのです。

そして、話しを進めていく中で、
とっても大事な『あること』を、
忘れていることに気がついたのです。


その『あること』とは…


〜ある学習塾の話・その2〜に続く。





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