Episode 20

実践エピソード20
〜ある学習塾の話・その2〜

コーチング★商店主専門コーチング


前回の続きです。

気になる『あること』の中身をご紹介していきます。


忘れてしまっていた『あること』を
お伝えする前に、この話しをしましょう。


スターウォーズの旧3部作をご覧になったことはありますか?


とても有名な映画ですので、内容に関しましては、
ここでご紹介するまでもありませんが、
この映画は、古代から伝わる、
神話のストーリーをそのまま活かした
物語の構成になっているといわれていることをご存知でしたか?


紆余曲折の後、
主人公のルーク達が、帝国軍との闘いに勝利し、
仲間のもとに帰ると、そこでは、
盛大な祝賀会を開いて、英雄たちを祝福します。


冒険活劇のストーリーは、大まかに言って、
スターウォーズのストーリー構成に近いものが多いのですが、
これが、神話のストーリーとも共通しているのです。


苦しい闘いに勝利したものが帰還したときには、
しっかりと、ねぎらいの儀式をとりおこなっていくのです。


でも、現実の社会では、この部分が、
ないがしろにされていることが多いんですよね。


そんなことをするよりも、
次の目標に向けて、
新しいスタートを切ることの方に
気持ちが行ってしまい、
今まで努力してきたことへのねぎらいが
行われないままでいる。

あなたの周りではどうですか?


ここまで、お話しすると、
もうお分かりでしょう。

そう、忘れてしまっていた『あること』とは、
高校入試という苦しい闘いを
みごと勝ち抜いてきた中3生を
塾の先生として、ねぎらうための『場』を設けることです。


そういう話になり、
実際に、祝賀会をやることになり、
会場探しや、プログラムの構成
というところまでは上手く行っていたのですが、

今度は、祝賀会への参加者が、
中3生のみしか集らず、
淋しい祝賀会になってしまう…

ということが問題として浮上してきたのです。


そこで、塾長にどんな感じで
祝賀会をやりたいのかのイメージを
語ってもらうことにしたところ、

やはり、大勢の参加者のなかで、
中3生をしっかりとねぎらってあげるという
ゴールイメージが出来上がりました。


さて、それから数日後に行われた
祝賀会には、何人の参加者が集ったでしょうか?


その答えは…

〜ある学習塾の話・その3〜でお答えします。






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