Episode 28

実践エピソード28
〜従業員の研修期間について〜

コーチング★商店主専門コーチング


ある大手英会話教室の社長のインタビューを新聞で読んだ。

その英会話教室は開業以来、
拡大路線一本で突き進んできたが、
ここ数年、業績が思わしくないとのことだった。

その原因として、
記者に教室の講師の質の低下を指摘されていた。
また、採用してから、3日間の研修を終えた後、
すぐに、講師として教室に立つことについても指摘されていた。


その答えとして、社長は、採用して、
採用3日後に教室に立てるレベルの人材しか当社は採用しない、と答えていた。


この答えを、あなたは、どう感じるだろう。


採用後、まず最初にやらなければいけないのは、
新人スタッフに、そのお店のファンになってもらうことだ。
と、私は思っている。

だから、パート、アルバイト、社員の区別なく、
お店のミッション、ビジョンを語る場をしっかりと作る。

当然、新人研修では、現場での実地トレーニングもみっちりやる。

入社した時点で、そういう基礎の基礎というものを
しっかりと理解するまで教育していかないと、
その新人が、仕事に慣れてきたころに
思ってもみないトラブルを引き起こす原因となってしまうからだ。


しかし、お店のスタッフになるための基礎となる考え方や、
お店の進むべき方針を伝えても、
それが、本人にとって、納得のいかない場合もあるだろう。

そういう場合は、そのまま、お店にいても、
お互いに不幸になるので、
どちらからでも、NOといえる機会も用意しておく。


そういうことをやっていると、
私が、かつて経営していたコンビニエンスストアーでは、
研修に1ヶ月をようすることになっていた。


この期間、先の英会話教室の約10倍。


さて、この期間をあなたは、どう感じるだろう。






コーチングを商売に活かしてモチベーションアップを実現し、
業績アップさせたい方はこちらもお読みください。
コーチング★商店主専門コーチング