Episode 71

実践エピソード71
〜コーチングは漢方薬のようなもの〜

コーチング★商店主専門コーチング



即効性のある薬というものは
表面に出ている症状を瞬時に緩和することに効力を発揮します。

でも、頭痛薬や解熱剤などがそうだと思いますが
薬が切れてくると、また、元の状態に戻ってしまいます。

一方、漢方薬は、即効性はないけれども
体質改善を主目的としているので
副作用の心配も少ないし、症状が緩和された後
薬の使用をやめても
元の状態に戻ってしまうということは、あまりないようです。

コーチングを自分のスタッフのマネジメントに導入するときには
漢方薬を処方しているというイメージを持つようにすると
導入自体がスムーズに行きます。

でも、初めから言っておきますが、
導入してから、数週間での効果は期待しない方がいいと思います。

まずは、スタッフがコーチングを活用したアプローチに慣れる。
体質改善をしていくところから始めなければなりません。

これは、個人でコーチをつける方にも同じことがいえます。

じっくりと、コーチングに慣れていく時間をもつことで
どうすればコーチングを上手く活用できるのかが、徐々に分かってきます。

効果がでるのは、その後から。

そういった意味でも、コーチングは、まさに、漢方薬なのです。






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