Episode 81

実践エピソード81
〜学生アルバイトにも社長の思いを語る〜

コーチング★商店主専門コーチング



学生アルバイトの存在って
あなたのお店でどういう位置付けになっていますか?

いくら頑張って教育をしても、
結局は卒業したら辞めてしまうから…
在職期間が短いのだから…

そういった理由で、教育にあまり時間をかけていない
というお店ってけっこう多いので驚きます。

先日、ある大学の先生とそのゼミ生との飲み会に参加したときに
大手居酒屋チェーンにアルバイトに行っている学生と話しをしました。

とにかく、彼女は、自分のバイト先のことを
凄く誇りに思っているということをしきりに話していました。

なぜ、バイト先のことをそう思うのかと尋ねてみたところ
店長のことが、人間として尊敬できるし、
好きだからという答えが帰ってきた。

その居酒屋チェーンでは、社長からのビデオメッセージが
毎月、お店のスタッフに向けて送られてくるそうです。
その内容は、彼女にとってピンと来るものではないそうですが
そのお店では、店長がビデオメッセージの中から
自店に取り入れる部分を、自分なりにアレンジをして
学生アルバイトにもしっかりと伝えるという作業をされているとのことでした。

社長の思いをワンクッションおいて、
分かりやすく加工してスタッフに伝える。
これは、現場のマネージャーとして、とても大切な仕事だと思います。

そうすると、たとえ学生アルバイトでも、
自分のアルバイト先のことを誇りに思うということを
初対面の人に胸を張って言う人材が出来上がってくるのです。






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