Episode 112

実践エピソード112
〜お店の中でのコーチング実践ポイント〜

コーチング★商店主専門コーチング



コーチングをお店で活用する目的として、
最大のポイントは、スタッフに
考える癖をつけてもらうことです。

誰でもそうですが、
目の前に問題が立ちふさがると、
それを解決する答えを早く知りたくなるものです。

多くの場合、スタッフは、その答えを探すプロセスをすっ飛ばし、
答えだけを教えてもらえるように尋ねてきます。

自分の目の前から、不快の元である
問題や課題が早く消えていくので、
それは、ある意味、自然な行為だということができます。

また、答えを即答できる立場としても
その場で、答えてしまった方が
精神的には楽なので、
答えを出してしまうことが多いかもしれません。


でも、自分で答えを見つけ出せるように
考える機会を与えていくことが
その後の、スタッフのことを考えると
プラスになることは明らかです。

さらに、店長としても、
自分で考える癖をもったスタッフに囲まれていると
自分自身が、あれこれと指示を出さなくてもよくなるので、
結果として、楽になっていきます。


スタッフが考えるための時間を用意することは
店長の大切な仕事です。

そういうときに活用できるのが
コーチング的アプローチでのスタッフとの対話です。

どうすれば、スタッフが自分で考えるように
アプローチできるのか、
一度考えてみる価値はあるのではないでしょうか。







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