Episode 1

実践エピソード1
〜仕事の中身を見つめなおす〜



突然ですが、商店主は忙しくてあたりまえ
という意識をお持ちではないでしょうか?


朝、出勤してから、夜、お店を出るまでの間、
ず〜と、走りっぱなしで、休憩もろくにとれない…


でも、自己啓発本や仕事への取組み方を説いている本には
日々の仕事の中から楽しみを見いだせとか、
仕事に対しての姿勢を見つめ直そう
という主旨のことがよく書かれていますよね。

毎日が忙しい商店主にとっては、
そんなものは、机上の空論。
そんなことよりも、今の忙しさや切迫感から、
どうすれば、脱却できるのかが知りたいんだ!
というのが、本音ではないでしょうか。


私もかつて14年の間、商売の第一線で活躍していましたので、
商店主のその気持ちは、痛いほどよく分かります。

でも、そういう忙しさから開放されて、
自分のビジョンをしっかりと見つめ、
目標達成を無理なく実現されている
商店主の方もまた、大勢いらっしゃいます。


そういう商店主の方とそうではない方とでは、
どこが違うのでしょうか?


その答えを探す前に
ちょっとしたヒントをお伝えしましょう。


今までに、仕事の中身について、
じっくりと考えたことはありますか?


仕事の中身には、『作業』と『創造』という
2つの要素が含まれています。

仕事の中身を、この2つの要素に分類していくと、
自分の時間や労力の配分、コントロールが
上手くいくようになります。

多くの方が、このことを
あまり意識せずに仕事をされています。


だから、本来は、『創造』の方に
自分のエネルギーの比重をかけなければいけないのに
『作業』にばかり、時間や労力を奪われてしまっているのです。


また、分類をするには、分類をしていく上での
基準をはっきりさせることが必要です。
その基準を、次のように定めてみると
分かりやすいのではないかと思います。

『作業』は、過去から現在の間で起こったことを処理するために行うこと。

『創造』は、現在から未来に向けてビジョンを現実化するために行うこと。

この分類基準を使って、
あなたの仕事を見直してみてください。

そして、どちらの要素の比重が
大きくなっているのかを確認してみましょう。


日々の忙しさから開放されるためには、
仕事の中身をしっかり見つめることが、
その第一歩となるのです。




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